ブリジストンワールドソーラーチャレンジ(BWSC)~レースを終えて~

 呉港高校エコテック部は1013日から1020日にオーストラリアで開かれたブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(BWSC)にエコテック部部長の中村裕人くん(電気情報科2年生)、副部長の木村承太郎くん(機械科2年生)ほか10名が参加しました。BWSCはダーウィンからアデレードまでの約3000km(北海道から沖縄までの距離)をソーラーカーで走破する大会で、今回は5回目の参加です。結果は、前回の順位を上回る29チーム中13位という成績を残しました。

 製作では、前回の車体に改良を重ねて挑みました。材料などもスポンサー企業から集めるのではなく、過去の部品の転用や、ホームセンターで調達できるような材料や工具を使い、学校内の設備のみの手作りで行いました。

 今回参加した部長の中村くんは「ほとんどの大学が多くのスポンサーをつけているのに対し、呉港高校はブリヂストンさん以外のスポンサーをつけることなく手作りで作りました。しかし大会では多くの車が故障している中、本校は故障することなく走行できました。これは日々の作業を頑張ってきたおかげだと思う」、副部長の木村くんは「日本では見る事の出来ない景色に感動した。自分の狭い視野では予想できない経験ができた。自分の考えを広く持つには世界に視野を向けることが必要だ。」と話してくれました。