令和2年度課題研究発表会が開催されました

129日(金)に機械科・電気情報科3年生による,課題研究発表会を行いました。課題研究という授業では高校生ロボット競技大会を目指すロボット班やドローンの制作を目指すライトパワー班など,9つの班に分かれて課題に取り組みます。そして課題研究発表会では,各班の1年間の成果を発表します。この課題研究発表会では例年,企業の方々をお招きし,講評していただきますが,今年度はコロナ禍での開催ということもあり,規模を縮小しての開催でした。それでも,1年間の成果を各班が精一杯発表することができました。

ロボットB班の3年生濱下璃空君(呉市立阿賀中学校出身)は「コロナの影響でロボットの大会も中止になるなど,なかなか思うように課題に取り組むことができませんでしたが,班のみんなと協力して,課題に取り組み本番でも通用する作品を完成することができました。」と話していました。

お忙しい中,出席していただいた広島工業大学工学部知能機械工学科教授中根久典先生からは「ロボット班の内容は素晴らしいもので自信をもってもらいたい。また,校内整備班の古いものを修理し更に良くしていく事は,ただ直すだけではなく新しい機能を加えるという,素晴らしい活動だと感心した。どのテーマも生徒にとってとても良い経験になったと思う。今後の成長に期待できる内容だった。資源のない日本を衰退させないためにも技術を磨いて,良い国を作っていってほしいと思う。」と講評をいただきました。

 

工業科教諭 河合 広夢